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05.03.2005

【任意成年後見制度2】


前回は、加齢や病気等により判断能力・交渉力の弱くなった人々を
社会的に保護し、支援する制度として成年後見制度があり、
この成年後見制度には、大きく分けて、「法定後見制度」
(成年後見人が必要になったとき、家庭裁判所に後見人を選任して
もらうシステム)と「任意後見制度」の2つがあるということまで
説明しました。

今回はシングルにとって利用価値が大だと考えられる、後者の
「任意後見制度」についてみていきましょう。

「任意後見制度」とは、本人に十分な判断能力があるうちに、
本人の自由意志(任意)に基づいて後見人を選任し、将来、判断能力が
不十分な状態になった場合に、その任意後見人が本人の意思にしたがった
適切な保護・支援をする制度です。

もちろん、それに先立って契約を結んでおく必要があります。

自分の生活,療養看護や財産管理に関する事務について代理権を与える
「任意後見契約」を公証人の作成する公正証書で結んでおくのです。

そうすることで,本人の判断能力が低下した後に,任意後見人が、その
任意後見契約で決めた事務について,家庭裁判所が選任する「任意後見
監督人」の監督のもと本人の代理として動くことが可能になります。

この契約により、シングルの泣きどころ、保証人問題についても、
公正証書に基づく後見人を保証人代わりに立てることが可能になります。

もちろん、痴呆になってしまった場合の対策にもなります。

ひとり暮らしの人が何の準備もしないまま痴呆症状が出た場合は、
成年後見制度によって強制的に法定後見人がつけられます。
しかし、自分の考えたとおりに支援をしてもらいたい場合は、
前もって任意後見人を選任しておいたほうがいいでしょう。

(つづく)

成年後見制度についてのご質問、あなたの体験談などお寄せください。

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