14.05.2005

【災害時の資産管理6】


災害時の混乱が静まると、こんどは元の生活にできるだけ戻すための
いろいろな手続きが始まります。

まず、「罹災(りさい)証明書」を発行してもらうことが必要です。

罹災(りさい)証明書とは、市町村の役所で発行される被災を証明する
書類です。

災害弔慰金や義援金、税金の減免、各種保険の申請、健康保険証・預金
通帳の再発行などに必要となります。

各役所が被害の程度を調査して、被災度合いをランク別に証明(全損・
半損・一部損壊)するので役所の証明と被災者の認識がずれることも
あるようです。

また、各種の保険はすべて請求により払われることになっているので、
請求を忘れないようにしましょう。

請求期限には時効があるので、災害時には速やかに保険会社に連絡する
ことが肝要です。

税金も減免制度があります。
・雑損控除
・災害減免法 のいずれかを選択することになりますが、どちらが有利かは
損害額や所得によって変わるので、税理士さんやFPなどに相談してください。


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07.05.2005

【災害時の資産管理5】


今回は、資産管理についての話をちょっと置いといて、
災害時の非常持ち出し袋のお話を。

先日SSSネットワーク(「ひとり」を生きる女性の会・代表
松原惇子氏  http://homepage3.nifty.com/sss-net/  )から
「ひとり女性の防災30点セット」という、いわゆる「非常持ち出し
袋」の会員向け通販の案内が届きました。
(会員特別価格で限定20セット、1万円(送料別)とのこと)

セット内容の明細を見ると、既存の非常袋(家族用・男性用)の内容に
とらわれず、シングル女性に役に立つようにとの視点で選ばれている
ようです。
「非常時にはこんなものが要るのね…」といろいろな発見がありました。
そしてまた、自分で用意する時の参考にもできるのではと感じました。

ということで、セット内容を書いておきます。

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― ひとり女性の防災30点セット ―

●リュックサック

<絶対必需品>
ラジオ・懐中電灯・予備の乾電池・ロウソク・マッチ

<脱出用品>
ロープ・非常用ブザー(ベルの代用)

<衛生用品>
パンティーライナー・液体洗顔料(石鹸の代用)・ティッシュペーパー・
ウェットティッシュ・歯ブラシ・絆創膏・マスク(10枚)・軍手・
簡易トイレ

<食器セット>
サランラップ・紙コップ・スプーン、フォークセット

<衣料品>
タオル(大判1m)・ソックス・帽子・バンダナ(包帯の代用にも)

<便利モノ>
ゴミ袋・はさみ・ビニール袋・ボールペン

<食料品>
チョコレート・カロリーメイト

<個人で入れてもらいたいもの>
水・健康保険証、通帳のコピー・現金1万円(小銭も)・予備のめがね・
メモ用紙・薬・運動靴・その他各自必要と思われるもの

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くろまるもこれを参考に、準備しておきたいと思います。


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23.04.2005

【災害時の資産管理4】


災害が起こってしまったら?
今回も当りまえのことばかりですが、再度確認しておきましょう。

家に入っても、安全だと確認できたら貴重品を持ち出します。
すこしでも危ないようなら、専門の人が確認するまで絶対に戻っては
いけません。

保険に入っている場合、家の修理等にかかった費用の領収書等は保険請求
する時に必要になるのでとっておきましょう。

保険請求や勤め先、親類や友人、カード会社等連絡すべきところへ連絡します。
(カード会社の場合原則として災害時でも支払猶予や免除はしてくれない
ようです。支払いが残っている場合は早めに連絡しておく必要があります。)

ちなみに、(先日も大きな余震がありましたが)先月の福岡の地震時、たまたま
遭遇した人の話によると携帯電話はすぐに不通となり、公衆電話には長蛇の列、
かろうじて携帯メールは使えたようですが、大変だったと言っていました。

また、携帯が使えなくなった時(故障や破損)のために、主な連絡先は、
手帳等にも控えておいたほうがいいですね。

(つづく)


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15.04.2005

【災害時の資産管理3】


災害時に自分の資産を守るためには、自分の資産を把握しておく必要が
あります。

当りまえのことですが、なかなかきちんと把握している人は少ないようです。

そこで、リストアップすべき具体的項目は、

・取引銀行名(支店名・口座番号)
・取引郵便局名(局名)
・取引証券会社名(支店名)
・不動産(権利書等の場所)
・カードの種類・カード番号
・家具、自動車等家財の一覧
・パスポート番号
・年金番号
・健康保険関係
・その他、親族等の連絡先

いざという時、何がどこにあるかわかるようにしておくということです。
ですから、定期的に修正・変更が大切です。

現物はできれば貸金庫などの安全な場所に預けて、コピーや明細を持って
いるほうが安心です。

明細が多くなるような場合は、パソコンで整理して、フロッピーやDVDで
保管することもひとつの方法です。

(つづく)


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10.04.2005

【災害時の資産管理2】


前回お伝えした、ハザードマップに関して、政府の地震調査委員会が、
地震で強い揺れに見舞われる確率を色分けして示した「地震危険度マップ」
の全国版をまとめ、発表していました。

概要版は政府の地震調査研究推進本部のホームページ
 http://www.jishin.go.jp/   に掲載しています。
5月にはもっと詳細な地図を防災科学技術研究所のホームページで公開する
計画のようです。


さて、災害前の準備、その2として、自分の資産を把握しておく必要が
あります。

これは、災害が起きようと起きまいと、資産管理上は当然のことなのですが
なかなかきちんと把握している人は少ないようです。

金融資産、生活関連資産をはじめ、生活に必要な各種情報や事業をして
いる人は、それに関する書類や情報も整理してリスト化しておかなければ
なりません。

次回は、リストアップすべき具体的項目について挙げていきましょう。

(つづく)


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01.04.2005

【災害時の資産管理】


新潟県中越地震、福岡県西方沖地震 、そして、昨年末に引き続く
先日のスマトラ沖地震と、このところ災害のニュースが続いています。

そこで、今回からはFPの立場で、災害にあった時にどのように
自分の財産を守っていけばいいのかについて書いていきたいと思います。
これは、シングルに限らず、誰にでも必要なことです。

災害が起こったら、まずは、あなたやあなたの家族の命を守ることが
最優先だと思います。

そして、その後に災害による経済的な被害をあなた自身が軽くしていき
1日も早く災害の起きる前の状態に回復させなければなりません。


最初にやりたいのは、災害が起こる前の準備です。

あなたが住んでいる地域はどんな場所なのか?
どんな種類の災害(火災、洪水、地震、台風、津波etc)が起こりやすい
のか、前もって知っておくことが大切です。

最近は各市町村の役所にハザードマップ(災害予測地図)を備え付けてある
ところが多くなってきました。
また、ホームページでも閲覧できるようになっているようです。

また、地域に昔から住んでいる人や、消防署の人に訊ねてみるのもひとつの
方法です。

何らかの覚悟ができているのといないのとでは、いざという時の対応も
違ってきますよね。

そして、家の周りを調べてみて、避難経路を確認したり、防火用水や
浸水防止用の砂袋の準備、非常持ち出し袋を用意したり、火災報知機を
とりつけたりと、前もってできることはいろいろあると思います。

まずは情報収集から始めましょう。

(つづく)


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